重曹シャンプーが・・・

ピカレスク 嫌われてもいい!!ブログ

 

先日、お客さまから

『 ” 重曹シャンプー ” に興味があるのですか、プロ目線からはどうですか?』

との質問をされました。

まぁ世の中には〇〇シャンプーなる物が沢山出回っております・・・

 

 

重曹はお湯に溶かすとアルカリ性になり

油分を乳化する作用があり

油汚れを落とす効果は確かにあります。

 

 

 

そもそも何故?

重曹で汚れが落ちるのか?
って説明しますと

大きく2つあります。

 

 

一つ目は

物理的にこすり落とすクレンジング効果

 

よく自然派の方達が、キッチンのシンクとかに

重曹をまいてこすって掃除していません?

 

あれは重曹の粒子がクレンザーみたいな効果で

重曹は硬度が2.5程度とそんなに硬くなく

傷つけにくくて優しいと言われいます。

 

 

二つ目は

重曹は油汚れと反応して
石鹸を作りそれで汚れを落とします。

 

*少し難しい説明なんでスルーして下さい(笑)

重曹(炭酸水素ナトリウム)と水が混ざると

重曹によりわずかにアルカリ性を示し

水酸化物イオン(OH–)ができる。

これが脂肪やタンパク質と反応し、
加水分解を引き起こし

脂肪はグリセリンと
脂肪酸のナトリウム塩に分解される。

この脂肪酸のナトリウム塩が
界面活性剤となり、いわゆる石鹸なんです。

 

髪の汚れには
この二つ目の油汚れと反応して

石鹸を作り汚れを落とす!

ってことなんですけど・・・

 

ただ水に溶かしてもPH8ぐらいの
重曹程度のアルカリでは

石鹸と比べたら洗浄力は弱い・・・

 

だから

台所のシンクを傷つけないで優しく

綺麗にするには重曹がいいのかもしれませんが・・・

 

重曹シャンプーが良いと言われているのは

頭皮や髪には

洗浄力が弱いから優しい〜

って意味だったりするのです。

 

でもそれくらいなら湯シャンするか

シャンプー剤を頭皮につけないように髪だけ優しく洗う

これの方が面倒もなくいいのでは?

 

そして何より重曹なんかでシャンプーしたって

髪が良くなることなんて絶対にありませんから!!!!

わざわざ重曹シャンプー作って

クエン酸でリンスして

 

面倒なことはやめましょう ♪

 

ではまた明日。

 

 

 

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