ヘアトリートメントは髪を傷めます!気づいてから約10年か〜 その2

ピカレスク 嫌われてもいい!!ブログ

 

 

ピカレスクでサロントリートメントと言われているのをやめて10年・・・

それまでは他の美容室同様

バンバン勧めていました。

ただね・・・

そのお客様が次回の来店時、何故か髪がダメージしている・・・

なんでやろ?と思いながら1年ばかし経過・・・

なんかトリートメントって髪をダメージさせてる?

ここから他の美容師さんも同じ事考えて、ブログなどで発信している人がいるのではないかと

毎日検索していました。

そこで出会ったのが

DO-Sさんだったんですね〜

多分一番初めにトリートメントは髪をダメージさせると言い出した方ではないかと。

そんなDO-Sさんが分かりやすくトリートメントの謎に迫っているブログを書いております。

 

ヘアトリートメントは髪を傷めます!気づいてから約10年か〜・・・

 

こちらからの続きになりますので、ご覧くださいませ。

 

 

 

 

 

トリートメントでヘアダメージ?まず美容師さん達が気づきました

ヘアトリートメントの基本は、髪の内部に栄養を補給しツヤや手触りを良くするための表面コート!
そしてサロントリートメントではその効果を長持ちさせるため薬剤同士を反応させたり高温アイロンで焼き付けたり…その時はツヤサラでダメージも修復され綺麗な髪に生まれ変わったようになるトリートメント。

 

サロントリートメントが登場した頃は多くの美容師さんたちも『トリートメントはヘアダメージを修復するもの』『ヘアカラーやパーマのダメージから守ってくれるもの』みたいな…

とっても髪に良いモノ と考えてお客さんにもお勧めしていました。

ところが実際にお客さんにサロントリートメントを施術していると…

  • 毛染めやパーマの傷みを軽減するためにトリートメントしてもあまり変わらない。
  • 何度もサロントリートメントをしてる方でダメージが治った人は見たことない(汗)
  • マメに来店してサロントリートメントしてる常連さんのほうが髪が傷んでるかも?

そう、サロントリートメントをした時はツヤサラでとても綺麗な髪にはなるんだけど、1〜2ヶ月して来店されるとダメージが治ってるどころか、逆に前よりバサバサになってる方がいる(涙)

もしかして… トリートメントでよりダメージしてるのかも!

 

なぜトリートメントでヘアダメージするのか?

なにが原因でヘアトリートメントで髪が傷むのか?

これはサロントリートメントが登場した同時期にトリートメントでツヤサラのストレートヘアに!で巷に『縮毛矯正専門美容室』なんかもオープンするほどのブームとなった新しいストレートパーマの【縮毛矯正】にありました。

当時の縮毛矯正は薬剤とアイロンで癖を伸ばし、同時に皮膜成分である特殊ポリマーで強烈な表面コーティングをして数ヶ月間ツルツルでピカピカサラサラの綺麗なストレートヘアになるのが売りでした。

ところがこのツルピカになる縮毛矯正なのですが、その後ヘアカラーブームが到来し毛染めをしてる方が増加したこともあり、最初の1〜2回はすごく綺麗なストレートになるのですが何回が施術して数ヶ月が経過すると、ひどくダメージしたボロボロの毛髪になるケースが出てきました。

※現在では一般的にも縮毛矯正はヘアサロンのメニューの中でもダメージの多いものと認識されてますよね。

 

なぜ縮毛矯正で髪がすごく傷むのか?の一番の原因は…

長期間ツヤツヤサラサラにする特殊ポリマーによる強い表面コートです!

ダメージを感じさせないため、より綺麗に艶々の髪にするための表面コートにより、髪の中に浸透したストパーのきつい薬品が残留したり、強い表面皮膜で髪の水分調整が上手く機能しなくて髪の命と呼ばれる『結合水』が減少するなどで数ヶ月後に表面コーティングが取れるとボロボロのダメージ毛が露出してくるようになったのです。

これが↑トリートメントで髪が傷む原因と同じようなものだったのです。

 

トリートメント別のわかりやすいヘアダメージの理由

このDO-Sブログでは小難しい専門理論で説明するより、一般の方がわかりやすいようにスキンケア、化粧品で例えて解説をしています。
トリートメントの働きをスキンケア商品で例えると…

  • トリートメントで内部補修は・・・乳液・美容液など
  • トリートメントでの表面コートは・・・ファンデーション・おしろい

こんな感じにイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

昔のトリートメントは乳液や美容液のようなタイプでしたが、現在のトリートメントは手触りやツヤ感を重視するため、どちらかというとファンデーション・おしろいのようなものですね。

乳液や美容液などなら肌に良さそうな感じもしますが、ファンデーションやおしろいを塗ると肌には良くないというのは皆さん理解しやすいですよね!

これを各種ヘアトリートメントで考えてみると…

◎現在のシャンプー後につけるトリートメントは?

ホームケアでシャンプー直後にトリートメントをすると、、、クレンジング・洗顔後にすぐにまたファンデーションを塗って就寝するような感じです(涙)

ず〜っとファンデーション塗りっぱなしは気持ち悪いし肌にも良くなさそうですね。

シャンプー後にファンデーションタイプの強い皮膜系トリートメントをしてると結合水に悪影響を及ぼす可能性があります。

◎髪質改善などのサロントリートメントは?

施術したら数週間は持つような持続性の高いサロントリートメントはいわば『どんなに洗顔しても数週間は絶対に取れないファンデーション』です。

もしこんな画期的?なファンデーションがあったら貴方は使ってみたいですか?
こんなのがあったらお肌ボロボロになりそうで絶対に使いたくないですよね!

また髪質改善系のストパー、縮毛矯正やパーマ、ヘアカラーなど薬品を使用するメニューとサロントリートメント類を同時に施術なんてすると、お肌に超悪い薬品を塗った上に洗っても取れないファンデーションを塗りたくる感じです。これはかなりのヘアダメージ確定って感じです。

このようにトリートメントでケラチン等で内部補修(補強)するのは問題ないのですが、ツヤサラで手触りを良くしてダメージを感じなくするために化粧品でいうとこのファンデーション… 強い皮膜成分で持続性の高い表面コーティングをするのがダメージの原因になります。

これがトリートメントで髪が傷む!という原理になります。

 

 

またまた続きます。。。

明日もよろしくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です