硬水と軟水って何?・・・

ピカレスク 嫌われてもいい!!ブログ

 

 

水で髪が傷む???

『髪を傷めているのは・・・水だった』

5〜6年前かな?こんなシャンプーのCMがありましたよね?

厳密に言えば髪は水で濡らすだけでもダメージ?はするのですが・・・・。

 

髪や肌の1番良い状態は弱酸性で(PHは5〜5.5で日本の水道水は約PH7)髪のPHの数字が上がるほどアルカリになるのでキューティクルが開きダメージしやすくなります。

でもCMで言っていたのは水道水の中には金属イオンが!!だったと思います。

この金属イオンて何?

 

実は水道水には実に多くの金属イオンが含まれています。

カリウム、カルシウム、ナトリウムなど・・・

また条件によっては鉄や銅なんかも入ってる場合も・・・

金属イオンはどんなに濾過しようが、イオン化されてると取り除くのは不可能に近いのです。

金属イオンはプラス電荷のイオンなんで、アニオン系であるシャンプーを(シャンプーはマイナス電荷)したあとは、マイナスに帯電した毛髪に吸着してしまう!!

こんな余分な金属成分が髪に付着すれば当然ながら髪はガサガサになってしまいます。

やっと本題の硬水と軟水って何?

この違いは金属イオンの量なんですね〜

 

  • ※硬度とは、水の中にカルシウムやマグネシウムなどの成分が溶け込んでいる割合を数字で表したもので、ミネラルウォーターの特性を見極める大切な基準になります。
  • 一般に、硬度100以下は「軟水」、100-300は「中硬水」、300以上は「硬水」と分類されています。

 

大阪は意外と低く、沖縄は結構高いですね!

フランスなどでは蛇口からでてくる水は、硬水で
日本はほぼどこも軟水ですが、大阪は低く、沖縄は結構高いですね!

この硬水、軟水の分かれ道は、水に含まれるカルシウム、マグネシウムの量で分類されます。

 

日本は国土が狭いので河が短かく、傾斜が多いので水が勢い良く流れる為、地に含まれるカルシウム、
マグネシウムを吸収する暇が無く軟水となります。

 

一方フランスは河が長くゆったり流れるので、その間ミネラル成分をたっぷり含み硬水となるようです。

 

軟水は浸透性があるので、日本料理などに適しているようで
カツオや昆布の旨味であるグルタミン酸を良く引き出す為、日本国内で
大阪や京都は1、2位を争う軟水の為
お出しが美味しい料理が多いのですかね?

 

硬水の方が金属イオン量が多いのが分かりましたが、髪にどういった影響があるのか!

皆さま海外旅行なんかで現地でシャンプーしたら髪がガシガシに!!多くの方が経験したことあると思います。

 

『髪を傷めているのは・・・水だった』

このCMを初めて見たとき、はぁ〜今更何をぬかしているんだ!でしたね〜

パーマやヘアカラーほどダメージは深刻ではないにしろ

金属イオンは髪に悪い!!

これは事実なんですが

 

ただ・・・

ほとんどのシャンプー、こんな事はすでに対策済みなのです。

対策済み?

シャンプーにはキレート剤という金属封鎖剤が入っています。

水に入っている金属イオンを髪の毛に吸着させないように
シャンプーにはキレート剤という金属イオンを髪に付着させない成分が入っていますから

ご安心を ♪♪

 

また明日のブログもどうぞよろしくお願いいたします。

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